女子に続き男子大会がスタート! ワールドグランドチャンピオンズカップ2017男子名古屋大会監督会見を開催
2017.09.11
全日本男子チーム・龍神NIPPONが今シーズン最後の大会として挑む「ワールドグランドチャンピオンズカップ2017」の男子大会が、明日9月12日(火)、13日(水)に日本ガイシホール(愛知県名古屋市)、15日(金)、16日(土)、17日(日)に大阪市中央体育館(大阪府大阪市)の2会場で開催されます。
昨日10日(日)に中国の優勝とともに女子大会が閉幕し、いよいよ明日12日(火)からは男子大会がスタートします。男子大会開幕前日となった本日11日(月)、名古屋市内のホテルに男子大会の出場6チームの監督が一堂に会し、記者会見が行われました。
◆中垣内祐一 全日本男子監督
「このような超一流チームを相手にできる極めて重要な機会。昨日まで女子大会が行われており、(火の鳥NIPPONの試合をみて)我々の選手、スタッフ、そして国民の皆さんも盛り上がっている。その流れでいい試合ができればと思っている。オリンピック後に選手、スタッフを大きく入れ替えた。フィリップ・ブランコーチもいい仕事をしてくれている。どこまで成長したのか、我々の強化の方向が正しいのかを確かめる大会にしたい。東京オリンピックでいい成績を残すことを目標に、必死で戦って学んでいきたい。強いチームばかりで1枚も2枚も上手だが、倒していかないと我々のチームの目標に到達できない。全部勝つつもりで食らいついていきたい。(初戦で対戦する)アメリカはディフェンスがいいチームという印象でいつも日本はブロックやディフェンスに苦しめられている。被ブロック本数を少なくして、サイドアウトを取っていきたい」
◆ジョン・スパロー アメリカ監督(9月12日対戦)
「また日本に来れてわくわくしている。最後に日本に来たのは(2015年の)ワールドカップで、いい思いをすることができた(優勝しオリンピックの出場権を獲得)。リオデジャネイロオリンピックからキーメンバーのこっているが、新しい、ポテンシャル高い選手を加えている。強豪チームと戦うが、アメリカはマシュー・アンダーソンら強力な選手がいる。我々としてもまだ選手のラインナップを考えている最中。より強固なチームとするために学んでいくときだと考えている。この時期は基準作りをする時期で、チームのスタンダードを作っていきたい。ベン(ベンジャミン・パッチ選手)は体力的にとても優れたものを持っているが、国際舞台においては新参者あると思うので、ミスもすると思うがそういったところから学んで行ってほしい」
◆ロラン・ティリ フランス監督(9月13日対戦)
「この大会に出場できることは、光栄で誇らしいこと。フランスとっても重要な大会だと考えている。我々は2020年東京オリンピックの出場権を勝ち取りたいと思っている。新しいサイクルの中で最初の大会なので、非常に重要だと思っている。負傷者がおり、また若いチームではあるが最善を尽くしたい。今年のワールドリーグでは非常にいい成績を収めることできた。決勝戦ではブラジルに勝つことができた。同大会ではブロックとディフェンスがよかったように思う。ただ、決勝戦の前にアメリカ、カナダに対してもいい試合ができた。今大会関心があるのは、フランスチームがワールドリーグと同じレベルで試合ができるかどうか。そういう意味でも、この大会に参加できることを嬉しく思う」
◆ジャンロレンツォ・ブレンジーニ イタリア監督(9月15日対戦)
「このような素晴しい大会に参加することができて嬉しい。(リオデジャネイロオリンピック以降)我々のチームには大きな変化があった。(今大会は)強豪国と対戦するいい機会。初めてこの大会に参加する選手、ナショナルチームでプレーすること自体がはじめての選手もいる。(チームが)始動し4、5カ月経ったが、どれくらい進歩したのかを見てみたい。日本という魅力的でバレーボールが盛んな国だからこそ、いい試合をしたいと思う」
◆イゴル・コラコビッチ イラン監督(9月16日対戦)
「まずこの大会に出場することを誇らしく、嬉しく思う。最強のチームと戦えるチャンス重要な大会である。(この大会は)2020年の東京オリンピックに向けた挑戦であり、イランチームにとってテストとなると思う」
◆レナン・ダルゾット ブラジル監督(9月17日対戦)
「名古屋に来て参加することができて嬉しい。今大会はリオオリンピック後最初の重要な大会と考えている。今のチームにはリオオリンピック経験者が7選手残っているが、新しいサイクルに入りコーチ陣も新しくなった。我々は常にベストを尽くせるように考えながら過ごしている。今大会は新しい世代、新しいサイクルの挑戦となる。リオオリンピックでブラジルチームは1つの大きな成功を成し遂げることができた。(レゼンデ監督退任後に)私はブラジル協会から後を継ぐこと要請された。彼は重要な友達で、ブラジル代表のスーパーバイザーとして見守り続けてくれている。来日前まで練習に参加するなどブラジル代表チームのすぐ近くにいる存在として機能していると考えている。彼の偉大な功績を継ぐことは大きなチャレンジであることに変わりはない。彼の方針と大きく変えることなくチャレンジしていくことが大事だと思う」
また記者会見に先立ち、龍神NIPPONが日本ガイシホールのマッチコートでの公式練習を報道向けに公開しました。
◆キャプテン・深津英臣選手
「第1は結果にこだわる。個人的には(イランなど)リオデジャネイロオリンピックの最終予選で苦しめられたチームとの対戦もあるので、彼らを見返してやりたいという気持ちもある。また、グラチャンバレー初出場なので、出場できることへの感謝の気持ちをコート上で表したい。ここに来るまでにメンバーから落選した選手の思いも背負って戦う」
◆石川祐希選手
「レセプション(サーブレシーブ)をしっかり返して、サイドアウトを取ることはチームとしても個人としても目標としているので、自分のテーマとしてもやれたら、と思う。愛知で全日本の試合をするのは自分にとって初めてで、明日、明後日はいろいろな方に試合を観に来ると連絡をもらっている。自分やチームが頑張っている姿を見せたい」
グラチャンバレー2017男子名古屋大会は、2日間とも第1試合開始1時間前の11:30開場です。チケットの購入方法は下記のとおりですが、売り切れの場合もございますのでご了承ください。
◆9月12日(火)の試合
12:30 フランス×ブラジル
15:30 イタリア×イラン
19:05 日本×アメリカ
※国際バレーボール連盟(FIVB)の公式Youtubeチャンネルでは第1試合、第2試合を視聴することができます。視聴ページへは対戦カード名からアクセスしてください。
◆チケット購入
試合当日の18:00まで受付
(1)サークルK・サンクス
(2)セブンイレブン
(3)日本ガイシホールの当日券売り場
※チケットが残っている場合に限り、試合開催日のみ販売いたします。
◆テレビ放送
日本テレビ系列にて龍神NIPPONの全試合が生中継されます。詳しくは下記リンクをご確認ください。